遺産分割協議書作成・不動産登記

今回は、「遺産分割協議書」について少し書きます。

 

遺産分割協議書とは、お亡くなりになられた個人の財産を

相続人関係者で協議により分割した結果を記したものです。

 

まずは、お亡くなりになられた方の相続人の特定が必要となりますが、

その方の生まれた時から亡くなるまでの戸籍から導き出します。

 

戸籍は出生の時より、例えば養子縁組や婚姻等の身分変動、

子供が生まれた、認知などの情報、転籍や法改正等による

改正原戸籍など、普段聞きなれない言葉もたくさん出てきます。

先ずは、亡くなられた現戸籍（死亡記載のあるもの）より順に

過去に遡っていき、生まれたときに最初に記載された戸籍までを

追いかけていきます。

 

戸籍記載事項は独特な言い回しもあるため、見慣れないと、どのように

追いかけるかも、頭を悩ませ時間がかかってしまうかもしれません。

ご両親のこととはいえ、出身地と大人になってからの所在地はご存じでも

途中の遍歴については認識のない方もたくさんいらっしゃいます。

 

この調査は、意外と時間を要するもので、途中までご自身でやられていても

止まってしまっていた方もいらっしゃいました。

途中からでも、最初からでも調査・協議書の作成など、ご相談や受任したしますので

ご連絡ください。

また、不動産登記につきましても、提携の司法書士の先生もおりますので、ご安心ください。